心の病と働き方を考えてみよう

現代社会はストレス社会です。

 

入社したての新入社員のみなさん。

40代に入り、責任や将来の悩みの現実にぶつかるミドル世代のみなさん。

ブラック企業で働くみなさん。

 

たくさんの方々がストレスとプレッシャーで心の病、いわゆる「うつ病」が現代病になっています。

心療内科は日々満員状態です。

 

芸能人にも心の病は多いですよね。

つい先日もこのようなニュースがありました。

ボイメン田中俊介、脱退&事務所退所 適応障害を公表「申し訳ない気持ちでいっぱい」

芸能界を生き抜くには私たちの想像をはるかに絶するプレッシャーがあるのでしょう。

 

厚生労働省によれば・・・

厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています

とあります。

※厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」サイトより

 

社蓄と言われようが、働かなければ生活できないし家族を養えないですよね。

年金があてにならない以上、老後のためにも何が何でも頑張らないと!と無理をしてしまいます。

 

休職して失業保険や傷病手当を利用することも出来ますが「がんばって我慢して働くんだ!」と言う方が多いのも事実です。

 

しかし、ひとたび心の病にかかってしまうと、簡単には癒せません。

長い付き合いになっていきます。

その間、不安に襲われたり、眠れなくなったり・・・

本当に苦しい病です。

 

と、なるとです。

うつを抱えた状態でも安心して働ける環境とは何でしょうか。

 

うつに理解ある会社。

とてもありがたいですよね。

 

他のアプローチとして、在宅勤務も大切だと思います。

家で働くのであれば、通勤ラッシュのストレスや恐怖はありません。

また、慣れ親しんだ家なので自分のペースが保てます。

 

もし不安などスイッチが入ってしまっても家にいますので対処がしやすいことも大きなメリットです。

 

心に病があっても働きたいしポテンシャルは十分持っている方は多くいらっしゃいます。

このますます増えていくであろう現代病に対応可能な光明を見出せる「在宅勤務」。

この働き方がもっと増えていけば「企業側」「働く側」どちらにとってもメリットは大きいと言えるのではないでしょうか。

 

就労支援サービスの紹介企業からでも良いので積極的に在宅勤務を導入して欲しいと切に願います。

 

ともすれば、在宅勤務はうつ病防止の働き方として確立出来るかもしれませんね。
 

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